とき 2007年2月12日(月・祝日)
13:30~16:00
ところ 瀬名公民館
☆オープニング
宮秀雄さんの独唱
主催者挨拶 世話人代表:栗田ひろし
連帯挨拶 有度山麓九条の会
メッセージ 佐藤博明さん(静岡大学元学長)
報告・提案 事務局長:五井卓
☆休憩
瀬名公民館の隣にある、静岡市の文化財「郷倉と番屋」の見学、9条グッズの販売。
★記念講演
演題
歴史を学ぶということ、憲法を守るということ
講師 小和田 哲男氏 (静岡大学教授)
☆閉会
望月貞夫さんの民謡
◆講演のポイント
昨年のNHK大河ドラマ『功名が辻』時代考証と、今年の『風林火山』裏話。
「歴史」とは「過去に起こった出来事の記録」。つまり、記録として残らなければ歴史ではない。歴史は勝者達、権力者が自分に都合のよい歴史を書いてしまう傾向があるので、それだけで本当の歴史は見えてこない。大きな歴史だけでなく、地元の小さな歴史を明らかにしてゆかなければいけない部分もある。
トピック的に語る地元の歴史(今川氏・堀越氏・瀬名氏、瀬名氏を名乗った堀越一秀のこと。梶原景時のこと。千代田村について。など)
歴史を学ぶ面白さ―鏡はそこに歴史を映し、未来を照らす(歴史は鏡)。それとともに「見方、受け取り方によって、一つの事実も異なって見えてくる。」
われわれは歴史の傍観者でなく、歴史を動かしている小さな歯車の一つ。歴史は結果。「歴史に学ぶ」とは、結果の出る前の段階に自分を置いてみること。
九条を守る運動をしていくことで、歴史に主体的に参加することになる。