『漱石と日本国憲法 ~漱石からのメッセージ』

えっ! 漱石って反戦作家?

 夏目漱石が亡くなったのは、1916年。今からちょうど100年前です。 日露戦争中の1904年、『吾輩は猫である』で作家デビューした漱石は、第一次世界大戦まっただ中、『明暗』執筆中に亡くなりました。この間、漱石は国家主義や戦争としっかり向き合い、 作品や講演にその思いを込めてきました。 「安保関連法(戦争法)」が成立した今、ここで少し立ち止まって、漱石からのメッセージに耳を傾けてみませんか。100年後の今も、漱石の言葉は生きています。 『漱石と日本国憲法』ぜひお読みください。

 

著者 北野 豊 (きたの ゆたか)

書名 『漱石と日本国憲法~漱石からのメッセージ』

発行日 2013年11月3日

発行所 雪嶺文学会

体裁   21cm 124ページ

 

目次

  1. 漱石と私
  2. 漱石と戦争
  3. 「富国強兵」政策の行きつくところ
  4. 『こころ』の謎
  5. 大逆事件と漱石
  6. 学習院における講演
  7. 漱石と日本国憲法

 著者の北野豊さんは、竜爪山九条の会の世話人で、また事務局のメンバーでもあります。
 頒布価格 500円
 (送料、振替手数料等は著者で負担します。)
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えっ!漱石って反戦作家?『漱石と日本国憲法~漱石からのメッセージ』チラシ
えっ!漱石って反戦作家?『漱石と日本国憲法~漱石からのメッセージ』チラシ

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北野豊(著)『漱石と日本国憲法~漱石からのメッセージ』表紙
北野豊(著)『漱石と日本国憲法~漱石からのメッセージ』表紙


『漱石と歩く東京』

著者  北野 豊

書名 『漱石と歩く東京』

 東京大好きの地理屋さんが書いた文学散歩

 雪嶺叢書第7集

発行 2011年6月1日

発行所 雪嶺文学会

体裁  B5 150ページ

内容

(表紙) 目次

(表紙裏) 東京市15区と地形

参考文献/本書の利用にあたって/漱石理解に役立つ地元の資料館など/レンタサイクルの案内 1p

はじめに  2p

第1章 牛込を歩く   3~15p

第2章 小石川を歩く  17~35p

第3章 本郷を歩く   37~58p

第4章 上野を歩く   59~73p

第5章 浅草・両国を歩く 75~86p

第6章 神田を歩く    87~104p

第7章 中心部を歩く  105~130p

第8章 麹町・四谷・新宿を歩く 131~145p

 

北野豊(著)『漱石と歩く東京』表紙
北野豊(著)『漱石と歩く東京』表紙

 本書2ページの「はじめに」から、末尾を引用。

  私は子どもの頃から地理が好きで、大学で地理学を学び、中学・高校で40年にわたって地理を教えてきた。地理が好き、電車が好き、そんな人間にとって、漱石の作品はじつに楽しく、魅力的である。

 

 著者・北野さんは在職中、休暇を利用して静岡から東京に通い、毎回、同じ店で同じレンタサイクルを借りて、漱石ゆかりの地を回り、この本を書き上げたそうです。